猫もトラウマ?

最近暑いですね

 

天気予報を見ると…

太陽が赤くて毒々しい感じ笑

僕はこのマーク「メラメラ」と呼んでます

メラメラは35度を越えると出現します

 

うちには猫が3匹いるのですが…

この時期は抜け毛で薄くはなるものの、やっぱり毛皮を着ているようなもの

 

渥美半島は、海風が心地よく、熱もたまらないので、豊橋や名古屋よりも2〜3度涼しいのですが…

さすがにメラメラになるとツラそうです

僕も、ただ座っているだけで汗ばむので、頭も体も動きが鈍ります

仕事にならない汗

 

ってことで、クーラーをつけることに

僕らのプライベートルームはロフトについてる6畳用のクーラーのみ

これをつけて、20畳近くある部屋を冷やします

 

…はい

だいぶ無理があります…

でも、これでも30度前後までは冷やせるので、まあコト足りております

 

+++

 

最近のコタロウ、何やらカーテンの中に潜り込む

何やってんの?

「おーい、由希子、ちょっと見て コタロウがかわいいよ」

「ほんとだね、何やってんだろうね かわいいね」

 

カーテンをめくってみると

コタロウ登場!

なんて言って、初めは笑っていたのですが…

 

ん?

なんかおかしくない??

 

+++

 

なんでかなぁ、と思っていたら

ふと思いつきました

「クーラーつけると、いつもこの状態になるよな…」

まるでここに避難するかのように…

「クーラーが嫌なのか?」

 

+++

 

コタロウは、以前、ものすごい大怪我をしました

コタロウに大事件起こる

その怪我は本当にすごく…

 

僕らも死を覚悟するぐらいでした

動物病院に1ヶ月ぐらい入院、自宅でも隔離して1ヶ月療養

それこそ命がけでしたが…

なんとか一命をとりとめた経験があります

 

入院している時は、空調で室温管理された部屋にいました

コタロウ、戻って来てからの自宅療養はロフトでした

室温変化がない方が良いので、空調で24時間管理

 

ってことは…

 空調の匂い=大怪我の記憶想起=大っ嫌い

ってこと、ありえるなぁと

 

うちの猫たち、アニマルコミュニケーターの方に観てもらった時があるんですよね

アニマルコミュニケーター田中花穏(かのん)のブログ

その際、「コタロウの怪我ってどうなのか聞いてもらいますか?」と聞いたところ…

「怪我のことなんて、思い出したくもない!」

「思い出すだけで痛い」と言ってたとか

トラウマ級の出来事になっている、と教えてもらったんですね

 

なので、この思いつきは当たってるだろうな、と直観しました

 

+++

 

うーん、どうしようかな

窓を開けて、換気する?

でも、メラメラじゃあ、暑くてダメだよね

だからといってクーラーつけるとトラウマ刺激するし…

 

よし、クーラー掃除してみよう

 

ってことで、クーラー掃除しました

・フィルターを洗う

・拭けるところを拭き掃除

 

そして外せる限り部品を外して…

中の金属部分

ここに

・水+アロマ+アルコール を噴霧

アロマはチムグスイさんのshifuku

経年とともに、この金属部分にカビやらホコリやらつきますからね

ここをしっかり除菌+アロマ!

 

素人ができる範囲のことは全部やりましたよ

作業時間1時間ぐらいかな

がんばりました

 

さて、取り外した部品を全てを再セットして、スイッチオン

どうかな??

おお!

くつろいでるね!

仏壇の上だけど😅

まあ、よかった

 

その後も観察してみましたが…

イナゾウ大アクビ&コタロウいつも通り

一度もカーテンに潜り込むことがありませんでした

ってことは、これで大丈夫みたい

 

猫にもちゃんと記憶力がありますね

良い記憶、嫌な記憶…

動物たちにも、知性と情緒が豊かにあります

 

今回、あらためて感じたのでした

 

+++

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2018.07.14 Saturday  
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猫の小話 コタロウ喧嘩 イナゾウ粗相

参院選で真面目(?)な話が続きました

僕の頭も、政治と選挙一色…

まあ、一区切りしましたので、ひとまず日常に戻るようにしています

 

で、猫の小話

うちには猫がいます

3匹

イナゾウ 5歳 オス

グリ 5歳 メス

コタロウ 4歳 オス

 

さて、小話その1

いつも何かしら野良猫が、うちを通り道にしています

ある時から突然出没、うちの敷地をうろつくようになります

オス猫は出会ってしまったとき「ここであったが100年目」状態に入ります

縄張り争いの本能にスイッチが入り、喧嘩が始まる…

 

野良猫がうろつくようになると、うちの猫とひとしきり喧嘩したりして騒動を起こします

いよいよ喧嘩が加熱してきて「参ったなぁ」と思う頃…

急に来なくなる

 

「お、来なくなったな」と思うと…

また違う猫がうろつくようになる

 

縄張り争いなのでしょうか、うろつく猫が変わっていくことがわかってきました

別の場所に移動するのか、野良なので死んでしまったのか、そこはわかりません

 

で最近、白猫が現れるようになりました(シロと呼んでいる)

このシロが結構ふてぶてしいやつでして…

家の勝手口の前とか、ベランダとかまでやってきます

「俺はここまで来たぞ」といわんばかり…

人相ならぬ猫相も、かなりの強面です

喧嘩強そうだなぁ、という感じ

 

この間は、夜中にうちの二階の屋根まで登ってきたようで…

それを見つけたコタロウが、真夜中に

「ウウォ〜〜〜!!」

爆音で威嚇…

びっくりして飛び起きました

はあぁ、めんどくさぁ(笑)

 

そして今朝

コタロウとシロが大げんか…

取っ組み合いというか、お互いに抱きついて本気で噛み合い、引っ掻き合い…

「ガルグガオワウワ!!」

なんとも言えない雄叫びをあげながら、掴み合ってゴロゴロと転げまわりながら、お互い殺し合う勢いで喧嘩しています

 

急いで飛び出して行って、シロを捕まえて引き離し、仲裁に入りました

僕が近づいていっても喧嘩を止めなかったので、よっぽど無我夢中だったんでしょう…

はあぁ、めんどくさぁ(笑)

 

猫の喧嘩は、厄介です

そのうち治るだろう、タカをくくってほったらかしていると…

咬み傷から膿んで、下手すると命がけになることも

 

以前、コタロウが喧嘩で死にかけたことがあります

 コタロウに大事件が起こる その1
 コタロウに大事件が起こる その2
 コタロウに大事件が起こる その3


なので、今では「喧嘩した=即抗生剤投与」しています

薬は好きでは無いけれど「仕方ないなと」割り切るようになりました

 

コタロウ、今日は1日動かず、食べずでじっとしています

この感じ、結構やられましたね…

 

次、小話その2

イナゾウの話

最近、イナゾウが…

オシッコする時があるんです、僕らに向かって!

 

僕や由希子にお尻を向けて、ピュッとオシッコを引っ掛ける…

初めての時はあまりのことに「え、何? 何が起きた?」

呆然としました

 

かけてくる比率は僕1、由希子4ぐらい

由希子の方が多いです

 

この間も夜中に由希子に向かってオシッコをひっかけて…

「あ! こら! 何してんの!」

夜中の大声で、びっくりして飛び起きました

はあぁ、めんどくさぁ(笑)

 

「なんでかねぇ」

「トイレが汚い?」

「いや、この間綺麗にしたばかり…」

二人でいろいろ考えたのですが、なぜそんなことをするのか理由がわかりません

 

ハッと何かに気がついた様子の由希子

「最近、お仏壇にお参りしてないからじゃ無いかなぁ」

そして僕も「ああ、それかもしれないなぁ」

夜中に二人でお仏壇にお線香をあげ、手を合わせました(笑)

夫婦でオカルト説を採用するぐらい、追い込まれていました…

 

で、先日の料理教室、生徒さんのお一人に獣医さんがいらっしゃるので、聞いてみました

この方、ご自宅で猫9匹、犬4匹飼っておられる動物博士

聞いてみると

「ああ、ストレスですね」

とのこと

「ストレスってなんですか」

「う〜ん、いろいろあるけど例えばやきもちとか…」

「え、やきもちでオシッコかけたりするんですか?」

「しますよ〜」

 

それなら思い当たる節大アリです

僕らはコタロウをついかまっちゃうんですね

こんな格好で、半目で寝てたりすると、つい触りたくなっちゃう(笑)

ゴロゴロしているコタロウをかまっていると…

イナゾウがロフトの上から覗いている

こんな感じです

ここから、僕らの様子をじーっと見ている…

 

獣医さんいわく「猫は、よーく見てますよ!」とのこと

ああ、そうかぁ、やきもちかぁ

「猫にもわかりやすい愛情表現、大切なんですね」

「そりゃあ、そうですよ〜」

 

最近、ことさらイナゾウを触り、声をかけ、遊んでやり、かまっています

イナゾウが何かを訴えかけてきたら、手を止め、顔を見て

「どうした? イナゾウ」

オシッコひっかけられたく無いからね(笑)

必死ですよ

2016.07.13 Wednesday  
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猫の日

昨日の夜中にブログを書いていました
ふとiphoneを見ると…

おお!
2月22日2時22分
なぜかこういうの「ちょっといいもの見た」っていう気になりますね
どうでもいいけど、僕のiphoneの待ち受け、女子力高いでしょ(笑)

で、あとで知ったんですけど2月22日って猫の日らしいんです
にゃんにゃんにゃん、ってことらしい(笑)
猫の日

というわけで、猫の写真

昼間は寝ていることが多いです
冬だからか、毛がフッサフサ
猫の感触って、この世で最も気持ちいい感触の一つだと思う(笑)

昨年大怪我したコタロウ、着々と回復しています
体重も4.5キロまで落ちましたが、5.7キロまで増えてきました
背中を触ると背骨の感触がダイレクトに感じられるくらいガリガリになっていましたが、最近は背骨の上にも肉が付いてきました

コタロウは家から出さなくなったので、運動も不足しがち
そろそろ食べ方のコントロールをしていく必要がありそうです
何はともあれ、元気になってよかったなぁと心から思う日々

毛も生えてきました

ツルツルになったところから、毛が順調に生えてきているのですが…

左足付け根というか、お尻だけ生えません


アップの写真

ここだけ生えてこないんです

ここ、よく由希子が
「ここの感触、気持ちいい」
とか
「このハゲているところカワイイ」
とか言いながら、触りまくっていたところ

ここだけ生えてこないって、それが関係しているとしか思えないんですね
コタロウが由希子を喜ばせるために、毛を生やさないようにしている?
だとしたら、健気じゃの〜

最近は
「ここ、生やしていいんだよ 生えてもカワイイよ」
と語りかけています(笑)
生えてくるかな?
2016.02.23 Tuesday  
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コタロウの怪我から学んだこと その1

コタロウの記事、
 コタロウに大事件が起こる その1
 コタロウに大事件が起こる その2
 コタロウに大事件が起こる その3
多くの方々からご心配いただきました
ありがとうございました!

記事を書いた後、コタロウの毛艶が良くなりました
「想いや祈りは届く」と、知識では知っていましたが…
多くの方からのお気持ちがコタロウに届いています
本当にありがとうございます
おかげさまで、コタロウは全快に向かっています

さて
今回コタロウが怪我したことから、いろいろと調べたり考えたりする機会を得ました
怪我以降ウチで取り入れたこと、思ったことを忘れないように書いておこうと思います
いろいろあるんですが、今回は軽いところから…

水やりを変えました
猫はもともとは砂漠の出身、少しの水分で体を維持できるようになっています
少しの水分で大丈夫ということは、尿も濃縮して排出することになります
尿が濃縮する、ということは腎臓に負担がかかります

砂がたまってしまい、尿管が詰まることもあります
こうなると、命の危険が…
おしっこが止まると尿毒症となり、全身に毒が回ってあっという間(1〜2日間)に死んでしまう

(オス猫は尿管が長いため、メス猫よりも尿が詰まりやすい
詰まると「頻繁にトイレに行く、トイレに行っても尿が出ない、を繰り返す
そうなったら、即病院へ!
カテーテルを入れて尿を抜けば大丈夫、助かります
処置が遅くなると、腎臓、その他の臓器にダメージが残ります
早ければ早いほどダメージが少ないので、とにかく早く病院に連れて行く)

猫の「水分排出を控える」は砂漠で生き抜くための体の構造ですが、自然淘汰よりはるかに長生きする家猫では、高齢になるに従って腎疾患が増えてきます
家猫のような長生きをするほどは、猫の腎臓はもちにくい、ということですね

腎臓は一度痛めると回復しにくい臓器
壊れてから治す、ということができにくいので、壊さないようにすることが大切です

で、腎臓を養う方法は
1,低質な餌を与えない
2,トイレをがまんしない
3,水分を摂って、おしっこをしっかり出す
の3点になります

1,低質な餌を与えない
低質な餌を与えると、尿が詰まりやすいです
マグネシウム等、ミネラルバランスをちゃんと調整してあるフードを選びます
添加物が多いものも腎臓を痛めます
安い餌は低質なため、病気やトラブルが多くなってコストがかかり、かえって割高

日常的に選べる範囲で、なるべく上質な餌を与えます
餌のチョイスは飼い主次第なので、改善は簡単です

2,トイレを我慢しない
猫はトイレが汚いと、がまんしちゃいます
なので、こまめなトイレ掃除は大事
トイレ掃除は飼い主がやれば改善できますので、簡単

3,水分を摂って、おしっこをしっかり出す
水を飲ませるのは「水を飲みなさい」と言ってもダメなので工夫が必要です

そこで…
一つは餌に水分を含ませる、という方法
ドライフードだけでなく、ウェットなフードで食事から水分を取らせます
ウェットフードを買ってもいいし、自分で魚や肉を煮てもいいと思います
ドライフード6割、ウェット4割ぐらいが目安

余談ですが
猫の食事を見ていると、汁気があるときはまず汁から飲みます
これって「ネズミ等の小動物を食べる時、まず血液等の体液から摂取する」のがプログラムされているのかな、と思いました
液体は流れ落ちたり、乾燥したり、痛みやすい気がします
フレッシュな水分をまずは食べる、という感じ

猫は食べ終わると、顔を洗います
そんな汚れてないだろう、と思うのですが、結構念入りに毛繕いをする…
これって、狩りで得た食事(ネズミや鳥等)だと返り血を浴びるからかな…
そんなことを想像するのでした


水やりの器にも、いろいろと工夫があるようなんです
工夫された器のタイプは2種類
特別な素材で出来た器
流水機能のついた給水器

「特別な素材で出来た器」は、例えばこんなやつ
+++++
ヘルスウォーター

商品の説明
ワンちゃん、ネコちゃん用の水飲みボウル。天然素材独特の深い色味が魅力です。「ヘルスウォーター」シリーズの器は、2億8千万年前の地層から産出した、天然希土類元素の成分を含んだ鉱物とバイオセラミックスを焼成して作られた人工機能石を素材に、約1100度の高温で焼成した陶器です。お好きな飲み物をこの器に入れて掻き混ぜてみてください。時間をおくほど、また熱いもの、冷たいものほど味がおいしく変化します。
+++++
↑嘘くさいでしょう?(笑)
でも、レビュー見ると「飲んだ量が増えた(気がする)」って意見が多い
確かに、猫は金属の器に入っている水を好まない傾向があります
金属イオンを感じているみたい
猫は柔らかい軟水を好みます

でも…
ウチの黒猫イナゾウは、器から飲むのがすっごく下手くそ
水との距離感がつかめないらしく、
 水を飲もうとしてはアゴを濡らして、アゴをふいて…
 水を飲もうとしてはアゴを濡らして、アゴをふいて…
 水を飲もうとしてはアゴを濡らして、アゴをふいて…
アゴふきに忙しくって、いつまでやってんだ〜、というぐらい水が飲めない(苦笑)
そして、何歳になっても水を上手に飲むことを覚えられない猫です

なので器を変えても、多分イナゾウは上手に飲めないなと思い、この案は却下

次は「流水機能のついた給水器」
猫の中には、蛇口から出る水、とか変なところに溜まった水、とかが好きな猫がいます

うちの場合だとコタロウ(笑)
コタロウは僕らの風呂上がりを待機

風呂から上がった途端に入ってきて、床の水をペロペロ…

最初はやめさせようかとしたのですが…
どうにも飲みたいらしく決してあきらめないので、最近ではもう飲むに任せてます
まあいいや、勝手にしてちょうだい…

蛇口から出る水も好きで、蛇口に頭を突っ込んで飲みます

効率悪い飲み方(笑)
流水が興味をひくようです

なので、この方法をとりあえず試してみました
ピュアクリスタル

モーターで水を循環させて、流水を演出!

↑こんな子供だまし、あほくさ!
と思うんですが、循環でも猫にとっては流水

これにしたら、コタロウもこっちから飲むようになりました

イナゾウも、これだと距離感がつかみやすいようで、楽に飲みます

グリはもともと水飲みにトラブルがなかったし、これにしても問題なく飲みますのでOK
ということで、うちの場合はこれにして正解でした

ちなみにこれ炭入りフィルターが付いていて…

毎月交換、とかなんですけど…
うちはフィルターのワタの部分と炭を取ってしまいました


炭なら備長炭を入れればいいし、水は毎日変えれば十分きれいです
むしろ目の細かいフィルターに汚れがたまって、それが水を濁します…
このフィルターは猫のためのものではないな という判断(笑)

猫ブログ、続きます
2016.01.21 Thursday  
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コタロウに大事件起こる その3

コタロウに大事件が起こる

続きです

コタロウの症状、一旦まとめると…

11/12 嘔吐、下痢、低体温と異変が起こる
11/13 病院に行って、各種検査 入院
11/14 ひとまず退院

11/21 皮膚が裂け始める
11/22 病院に行く 抗生剤注射
11/23 再度、抗生剤注射
11/24 初の手術 ここから入院
ここまで完全に絶食(12日間)

初めての手術の後は、ひとまずの安静、様子見です

初めて診てもらった時から手術開始までは、獣医さんから「安楽死の可能性がある」という強い緊張感を感じていたのですが…
術後の説明では「まだ不確定要素があって、最悪安楽死」とありましたが、「危機的状態からは脱した」というトーンへの変化を感じました
ちょっとだけ安心したのを覚えています

今後の方針は…
・数日たったら食事を始める(強制的にでも給餌する)
・排泄器官が機能しているかどうか判断する
・腐った箇所と生き残った箇所を見極める

11/26
点滴をしたら、ずっと動いていなかった腸が動いてきたようで夜遅くに排便
その際に縫合したところがほどけたり、切れたりしたそうです

排便ってお尻の筋肉とか足の力とかをかなり使うようで、力んで切れたんだとか…
う〜ん… 痛そう…
夜中の12時過ぎから、再手術

11/28
←クリックすると拡大 苦手な人、閲覧注意
処置前の写真です
生き残ったところが、かなりはっきりしてきました
腫れが引いてきた箇所(腿や尾)は、順調に治ってきているサイン
でも縮むため、縫合は緩んできます


本日の処置後の写真です
縫合し直し、抜糸できるところは抜糸しました

この4日間で「排泄器官はどうやら生き残っている」と確認できました

「失った肉をいかにして再生させるか」というのが次のテーマになりました
皮膚があれば、腐って無くなってしまった肉でも、スムーズに盛り上がってくるんだそうです
なので、皮膚と皮膚を多少引っ張ってでも縫ってしまえば、中で肉は再生する…
しかし皮膚が無く、むき出しになった肉は、なかなか再生してこないんだそうです

コタロウの場合、尻尾や腿は皮膚が残っていたので縫い合わせることができました
お尻は皮膚欠損の面積が大き過ぎて、皮膚を引っ張ってこれません
皮膚のカバーがないと、肉が盛り上がらない…

そこで、スペシャルな素材が登場!
皮膚がなくなってしまったところに、特殊な繊維をかぶせます
綿みたいに見えるのが特殊な繊維です

この繊維、ズワイガニから採取される「キチン」を繊維状にしたものだそうです
むき出しになった肉にこの繊維をかぶせると、生体親和性が高いので体が「皮膚だ!」と勘違い…
安心して肉を形成するんだとか…

すごいですね、こんなのあるんだ!
http://www.nissui.co.jp/academy/market/19/02.html

獣医さん曰く
「この繊維でカバーしておくと肉の盛り上りが見込めます
ただ、どれくらい盛り上がってくるかは、やってみないとわかりません
4日くらいこのままにして、様子を見ます
もしうまくいけば、お尻の肉が再生してくるはずです

効果を発揮し、貼った箇所が活性化すればするほど、お尻が汚れてきます
また、カニの甲羅から作った繊維なので、カニの匂いもしてきます
お尻が汚れてきて、カニ臭がしてきたら(笑)、悪化しているわけでは無くむしろ好転反応
心配しないでください

肉が十分盛り上がるまで、これを繰り返します
数回で終わるのか、10回かかるのか、30回かかるのか…
こればっかりは、やってみないとわかりません」

カニ繊維をお尻に貼って、包帯をしてこの日の処置は完了
肉の再生にたんぱく質が必要になってきますので、この頃から点滴も卒業し、餌を食べさせ始めました
IMG_5821.jpg

12/2
4日経ちました
先生が予見したように、お尻が汚れ、独特な匂いを放ってきている気がします
期待しつつ、様子を見てみると

おお!?
肉が盛り上がってきているんじゃないか!?
どうやら、いい感じのようです
先生の説明するトーンも、ちょっと嬉しそうに聞こえます

この調子で、カニ繊維を貼って様子をみる、を繰り返すことに…

12/7
さらに5日後です

おお!!
すっごい盛り上がってる!
ほとんど埋まったんじゃない?

抜糸もごく一部を除いて完了
太ももも尾っぽも完全にくっつきました!

始めて10日ぐらいですよ
この短期間に…
すごいな〜、本当にすごいな!
先生も
「いや〜、この短期間でここまで回復するとは…」
とのこと

肉の盛り上がりは喜ばしいことなのですが、この頃は盛り上がりが強すぎて、直腸付近をふさいでしまいました
腸がふさがってしまうと、大便が出ません…
コタロウ、便が出なくてイライラ つらそうです
便を出そうして、大声で「アウー!!」と叫ぶんだとか…

先生、夜中に「アウー!!」と叫ばれて、びっくりして飛び起きたそうです
う〜ん、一難去ってまた一難…
また課題がやってきました…

これに対する処置は「お尻の穴から小指を入れて広げる」でした
麻酔をして、お尻の穴に指を入れようとすると…
すっごく入りにくかったそうです
ゆっくり、慎重に、押し広げるように小指を入れて…
様子を見ます
排便がうまくいけば、次の日退院

12/8
夜中に大量の排便が!
とりあえずの対処はうまくいったようです
というわけで、晴れて退院!
お尻に、またカニ繊維を貼り付けて、自宅にて療養です
IMG_5920.jpg
帰ってきました
由希子の膝の上に乗って甘えまくるコタロウ

怪我する前が6.2キロ、退院時4.5キロでしたので、ひと回りもふた回りも小さくなりました
やっぱり、大怪我でしたね…

コタロウ、2週間ずっと病院のゲージの中で過ごしていたわけです
猫の一年間は人間換算すると四年間なんだとか…
ということは、人間の感覚だと2ヶ月間の入院になりますね

入院してから毎日、夫婦一緒に見舞いに行きました
面会時間1日15分ぐらいでしたが、その間はコタロウ嬉しそう
長くいると疲れてしまうようなので、負担にならない範囲で切り上げます
残りの23時間45分は、狭いゲージの中で一人ポツンといるんだな〜、と思うとかわいそう…
でも、これが傷にとっては最善なので仕方ありません〜
コタロウにとっては、入院期間が一番つらそうでした…

家に帰ってきてからも、排便はとっても大変そう
毎回「アウー!」と叫びながら、ちょっとずつ何回も、1時間ぐらいかかって排便します

これも落ち着いてくるのかな…?
IMG_5942.jpg

12/14
6日間経ちました
傷の確認、およびカニ繊維の交換日です
包帯を取って見てみると…

もう肉の盛り上がりは、ほぼ完了といって良さそうです
ここから先はカニ繊維と包帯を取って皮膚の再生を待ちます

というか、この頃になると元気になってきていて、運動量が増えてきていました
動いちゃうので包帯をしきれなくなっていたこともあります

すべての抜糸をし、すべての包帯を取って…
お尻すっきり〜!

ところでの余談…
実はこの日、病院に連れて行くために、ネットに入れて外出しました
扉を閉めようと、一瞬目を離したすきに…

コタロウ、ネットをこじ開けて脱走!
ものすごい勢いで外に走り逃げてしまいました!
今までヨタヨタとしていたのが嘘みたい
本当に、ものすごい勢いで猛ダッシュ
それを見て、僕、唖然……
そして、僕も猛ダッシュ!(笑)

エリザベスカラーとお尻に包帯を巻いて…
この状態で外に行ってしまうと、うっかりすると死んでしまうかもしれません
なんとしてでも、捕まえなければならない!

このコタロウの捕獲はすっごく大変だったのですが…
なんとか捕獲して事なきを得ました
この時も相当やばかった気がします
もし捕まえられなくて、見失っていたら…
と思うと今でもドキドキします

で…
ここからの回復は、極めて順調です!
ここからは、写真も通常サイズで

12/16

エリザベスカラーを取った頃
カラーを取ったら、運動量が激増
衰えた筋肉が回復していきます

12/24

傷がちょっと乾いた感じになり、縮んできています
毛も生えてきました
IMG_5970.jpg
お腹もきれいになりました
この頃は毛が生えてなく、ピンクでツルツル

腕の短毛箇所は、点滴のために毛を剃った箇所

12/30


1/4


1/12
1:12.jpg
肛門オンパレードですいません(笑)

皮膚が確実に再生し、毛も生えてきました
体重も徐々に増えてきています

排便もだんだんスムーズになってきているようで「アウー!」と叫ばなくなりました
少しずつしか出なかった便も、一回に出る量が増えてきています
この調子でいけば、全快しそうです!

ここまでで約2ヶ月
振り返ってみると、よく2ヶ月でここまで回復したな〜と驚きます
命ってすごいなと、改めて思いました

IMG_5994.jpg
コタロウ大丈夫? と心配してくださった方々、ありがとうございました!
おかげさまで、コタロウは後遺症も残らず、全快する勢いで回復しています
ありがたいことです
2016.01.14 Thursday  
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コタロウに大事件起こる その2

続きです
朝、由希子と確認します
「匂い、減ってるよね? 効いてるね!」
抗生剤が効いたコタロウ
生死の分岐点、一つ越えたようです
その日も、朝一で病院に連れて行きました
ちなみに、猫は病院に連れて行くとき洗濯ネットに入れて連れて行きます
(暴れたり、逃げ出したりしないようにするため…)
この写真はネットから拾ってきたイメージです(笑)
病院に行って先生に見せると…
「匂いが減ってますね
抗生剤が効いている証拠、よかったですね
血液中に抗生剤が流れ、菌を殺しています
血管が生きているところは、血液が回り、全部生き残ります
膿んだところは血液が通っていないため、抗生剤が届きません
そのため、腐っていきます
これから数日で、生き残るところと死ぬところがはっきりしていきます
血の通わないところは、これからもどんどん崩れてきます
これだけ腐っていると、泌尿器や腸も腐っているかもしれません
その場合は、やはり安楽死になります
できれば4〜5日、経過を診たいと思います
生き残ったところと死んだところがはっきりした段階で、判断したいと思います」
コタロウは具合が悪くなってから11日間、完全に絶食状態でした
「できれば食事をし始めた段階で、一回目の手術をしたいと思います」
この日はネットに入れたまま、再度抗生剤の注射をして終わり
「明日、傷口を確認します」
この日も、注射をして家に連れて帰りました
猫は、自分が匂いを放っていると、気になって仕方がない動物
コタロウは患部が気になって、舐めようとします
でも、激痛が走るためか、舐めては「ギャッ!」と呻きます…
匂いは止まりましたが、獣医さんが予言した通り、その後も皮膚はどんどんと裂けていきます
尻尾、お尻、太ももの内側、お腹…
グチャグチャになっていきます
初めは「傷の様子を観察しよう」と見ていましたが…
どんどん広がる傷… 皮膚の内側や脂肪や筋肉がむき出しになってきます
その惨状たるや、あまりにもひどく… 正視できなくなりました
あまりにも凄すぎて「よくこんなになっても生きているもんだな」と思いました
こんなんなら、死んだほうがよほど楽だろう…
その日の晩のこと
僕は心がボッキリと折れました
「こんなにメチャクチャになっちゃったんだから、もう無理だ」と強く思いました
生き残ることに対しての希望、期待が消えていました…
なので、最期だと思って過ごすことに…
この時がコタロウの状態が悪かったピークだったと思います
それはそれは、本当に凄かった…
+++++
次の日の朝、また獣医さんに連れて行きました
「傷を確認しました
もう少し経過を見てから判断したかったのですが…
今の状態だと、これ以上待てません
見切りになってしまいますが、ともかく手術をしたいと思います
傷の肉がどれだけ生き残っているか、確認します
死んでいるところは切除し、生きているところは可能な限り縫合します
場合によっては、手術が全く無駄になるかもしません
その場合は、安楽死です
12日間断食しているので、体力がかなり落ちています
麻酔から覚めない可能性もありますので、その場合もごめんなさい」
やっぱり今日も、生死の分岐点目白押しです
最期の別れになるかもしれない、と思い、コタロウを撫でて病院を後にしました…
僕、今までに神頼みってほとんどしたことないんですけど…
今回は、近所の神社にお参りに行きましたよ!
+++++
夕方見に行くと、麻酔から覚醒していました!
また、生死の分岐を超えました
「切るだけ切り、縫えるだけ縫いました
手術は2時間半かかりました(猫では、かなりの大手術だそうです)
生きている皮膚だと思って縫ってみても、死んでいる場合があります
その場合は、縫合してもくっつかず、また裂けてきます
今回の手術では6割ぐらいしか、くっつかないかもしれません
数日したら、また再手術になります
腸や泌尿器は、目視では欠損があるかどうか判断できませんでした
大丈夫かもしれないし、ダメかもしれないし…
ダメなら最悪、安楽死です…
これからは点滴をして、栄養を入れていきます
術後落ち着いてきた段階で、餌を強制的に食べさせます
それで、腸がきちんと機能しているかどうか確認します
今日からは入院です」
ということで、この日から入院となりました
家にいた時は、コタロウの様子を確認に行くたびに「生きているかな?」と思います
 死んで、冷たくなっているかもしれない…
そんなことを思うと、見に行くのもいちいち気合がいります
見に行って生きていると「ああ、まだ生きている」と思うのでした
それが、今日からは入院
少なくとも僕とは比べ物にならない経験と技術を持った獣医さんが、診てくれることに…
緊急時にも、できるだけの対処をとってもらえる体制となりました
「入院」と聞いて、寂しい半分ホッとする半分でした
なんだか肩の荷が下りた気がしたなぁ…
コタロウの生死を、随分と、勝手に背負っていたようです
手術後の傷の写真です
これは初回の手術から、4日経ってます
クリックすると大きくなります
血とか苦手な人は、ご注意を!
ピーク時とは比べ物にならないぐらい、随分と綺麗になりました
手術ってすごいですね
西洋医学の凄さを、また体験するのでした
獣医さんが今回の傷の原因を教えてくれました…
「猫同士でケンカしたのが原因です
尻尾の付け根を上から強く噛まれたようです
直腸に刺さるぐらいの強い噛まれ方だったのでしょう
その衝撃でショック状態になり、吐いたり下痢したりしたのだと思います
噛まれた際に、雑菌が皮膚の内側に入りました
猫は皮膚が柔らかく、傷口がすぐに埋まってしまいます
そして、牙が刺さっても跡が残りませんので、見てもわからなくなります
雑菌が尻尾の付け根を化膿させました
そして重力で腹の方に、腿の方に、尻尾の方に膿が流れて行き、化膿させました
1週間以上経って、化膿し尽くすだけ化膿して、皮膚がいよいよ腐って破れてきたわけです
猫は皮膚が厚いので、皮膚内で化膿しやすい動物なんです
噛まれてから、すぐに抗生剤を数日間しっかり飲んでいれば、ここまでのことにはなりませんでした」
原因がはっきりしました
初めの病院で、薬はちゃんともらっていました
ただ、その薬は抗生剤の他に下痢止め、吐き気止めといろいろと入った混合剤
その薬を飲ませたとき、コタロウは明らかにぐったりし、体温が下がりました
そして、口から茶色い泡を吹き、それを嗅ぐと便の臭いがしました
もともと僕は薬嫌いです アンチ薬派といってもいい
「下痢も嘔吐も、もうしていない
抗生剤って無用な薬の代表選手でしょ
体温下がっているし、ぐったりしているし…
おまけに口がウンチ臭い…
これは薬をやめて、自然治癒力を高める方が大事」
牙を通して菌が注入されているなんて思いもしません
薬は2日間だけ飲ませて、やめてしまいました
それが、こんなことにつながるなんて…
もちろん、いつも最大限考え、調べ、判断し、行動してきたつもりです
思いつくこと、やれること、全部やってきました
ですので「たられば」はありません
あの時の僕は「薬は中止する」という判断を選ぶしかありませんでした…
でもそれは、致命的なミスジャッジでした
大きな大きな学びとなる出来事でした
長くなりましたので、今日はこの辺で
続きます
もう一回で終わるかな?
2016.01.09 Saturday  
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コタロウに大事件起こる その1

うちには猫が3匹います
そのうちの1匹、一番年若いオス猫、コタロウに異変が起きたのは去年の11/12
ベジフェスミーティングのため、夫婦で豊橋に出て、夜遅くに帰ってくると…

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ひっきりなしにトイレに行って
「アゥ! アゥ!」
と大声を出しながら、力んでいます
そして、嘔吐も…
途中からは吐き出すものもないので、オエーと叫ぶのみ
吐いて(吐けず)、下痢して(出ず)を繰り返しています
様子が尋常ではありません
こういう緊急事態は、まず病院に連れて行くことが必要です
夜間の救急病院に連れて行こうかとも思いましたが、朝になってから連れて行くことに…
日が明けた朝、様子を見ると…
ぐったりとして、冷たくなっています…
明らかに、生命力が激減しています
「コタちゃんが冷たくなってる 死んじゃう!」
由希子が叫びます
早く開院しないかとジリジリと待ち、朝一番で病院に連れて行きました
病院で診てもらうと…
 猫の体温は通常38度以上あるのだが、35度台になっている(低体温)
 放っておくと、命に関わるでしょう
 預かって、温めるとともに各種検査をして現状を把握します
とのこと
緊急入院、いろいろ検査します
 血液検査、心電図、レントゲン…
検査結果は…
・血液検査の結果 クレアチンキナーゼが異常に高い
・心電図 以上なし
・レントゲン 以上なし
以上を踏まえての診断は…
「何か大きなショック(筋肉損傷、外傷等)があったようだ」というもの
「臓器には異常がない」ということもわかりました
でも「では、どのようなショックなのか?」というと、それはわからない
そういう意味では「原因不明」ということになりました
その日は1日入院することになり、翌日見に行くと…
吐き気と下痢もおさまり、体温も上がってきています
「僕らは、できれば家で看たい」という思いを伝えると、了承してくださり、退院して家で様子を見ることになりました
家に連れて帰ってきた初日は、ぐったりして全く動きません
二日目は、頭を少し動かすようになりました
三日目は、少し動くようになってきました
と、少しずつ元気になっていく感じ
あまりにもぐったりしていたので、初めのうちは「このまま死ぬんじゃないか」と思うぐらいでしたが、日に日に顔がしっかりし、目に力が入ってきたので「よくなってきてるのかな?」と、期待していたのが、この頃
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少し回復して、頭を上げるようになった頃
コタロウはなぜか風呂の水を飲むのが好きで、あまりにも風呂に行きたがるので風呂に連れていったところ
うちに帰ってきて1週間経ったころ
だいぶ元気になり、ウロウロと歩けるようにもなってきました
ちょっと安心していたのもつかの間、異変が起こりました
股間や肛門周辺をしきりに舐め始めます
ペロペロペロとしているうちに…
皮膚が破けてきました
破けた傷の穴からドロッとした血と膿が出てきます
どうやら体内で化膿していたようで、膿が排泄されてきました
初めは小さい傷だったのですが、どんどんと裂けていきます
睾丸が裂け、お尻が裂けていきます
あれよあれよと、みるみる間に大きくなっていきます
その穴から、膿と体液と血液が出てきます
膿から匂いが出ているのか、強い異臭も放っています
お尻の周りがグチャグチャになってしまいました
僕らは、できる限り病院を利用しないで治したいと考えています
極力、自然治癒力を発揮して治したいからです
そのため、今回も病院に連れて行くかどうか、よく相談しました
「膿ができれば、回復するんじゃないだろうか」
「様子もだんだん元気になってきているし、回復傾向にあるんではないだろうか」
そんな考えも浮かんできます
しかし、今回は
 「傷と化膿」であり「外科処置」が必要であること
 「緊急を要する状態」であるかもしれないこと
また、生徒さんから「膿のある傷は病院行くと回復が早いよ」というお話を聞かせてもらいました
こういう時の会話は、導きが多いものです
「今回は病院に早く連れて行った方がいいよ」というお知らせかな、と感じました
そんなこんなで、病院に連れて行くことに…
膿が出始めて二日目の11/22、日曜日なので前回の病院は閉院しています
日曜日でも空いている病院を探し、連れて行くと…
「すごい匂いですね
 とてもひどい傷です
 すごく化膿しています
 このままだと、腎臓がやられて一気に死にます
 まずは、限界量の抗生剤を打ちます」
とのこと
膿を出し切ってしまえば大丈夫かもしれない、と思っていたのですが…
排泄しきれば終わる、なんて生易しい状態ではありませんでした
文字通り、コタロウは死の淵に足がかかっていました
許容範囲の限界量の抗生剤を注射しました
「抗生剤が効けば、化膿は止まり、匂いも消えます
 もし効かなかったり、手遅れの場合は、匂いが引きません
 その場合は、安楽死です
 明日の朝には、匂いではっきりわかります」
とのこと…
「今日はこれで連れて帰って、様子をみてください
 明日、また連れてきてください
 匂いが引くようでしたら、明日、また抗生剤を打ちます」
呆然としながら、家に連れて帰ってきました
「本当に死ぬかもしれない」と、リアルに認識し始めました
コタロウは傷が痛いようで(当たり前)、常に起きています
下半身が床につくと痛いのか、落ち着きません
いつ見ても、起きてじっとしています
僕らが見に行くと、甘えてきます
「ン〜」と言いながら、擦り寄り、膝の上に乗ろうとしてきます
具合が悪くなってからは、看病用の部屋に入れ隔離していたのですが…
もう死ぬかもしれない、と思い、その日の晩は部屋から出して、一緒の部屋で過ごすことにしました
いつものように、僕らの布団の上に乗ってきます
お尻がグチャグチャなので、布団に血と膿がべったりつきます
でも、一緒に寝れるのが嬉しくて、なんだか愛おしくて…
コタロウも一緒で安心したのか、落ち着いたように見えました
僕の頭の中は、
 今晩は匂いがきついまま…
 抗生剤が効いていないのかも…
 もうダメなのかな…
そんなことばかりが浮かんできます
眠れぬ夜を過ごしたのですが、それでもやっぱり寝てるようで(笑)
気づいたら朝になっていました
足元で横たわっているコタロウを見ると…
匂いがだいぶしなくなっています
抗生剤が効いたようです!
「西洋医学の薬って、本当に劇的に効くな」と改めて思いました
命が繋がりました
でも、治ったわけではありません
コタロウの苦難はまだまだ続きます
続く…
2016.01.08 Friday  
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猫の小話

猫は、なぜか高いところ、狭いところを好むようです
ソファーだと、座面ではなく、よく背もたれの上にいます
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お、向きが変わりました
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また変わった!
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そして、シンクロ!
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なんか、ねぇ(笑)

気持ちよさそうで和みます
2015.06.09 Tuesday  
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猫との暮らし

猫話です

うちには猫が3匹います
オスが2匹
メスが1匹
全部拾ってきました

生まれたてぐらいを拾ってきて、ミルクを飲ませて育てました
最近は、すっかり大人になりました

猫は、何かしらで爪をガシガシ刺激するのが好きです
うちは、買ってきた猫の爪とぎ用のダンボールでガシガシします

このダンボール、使い込むとボロボロになりますので交換します
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新しい爪研ぎダンボールを出したところ
この猫(ぐり メス)は爪研ぎが大好き
というか、ストレスを感じると猫は爪を研ぐらしいのですが、
他の猫に絡まれたり、嫌なことがあったりすると、ものっすごく爪をガシガシ研ぎます
僕も強引に抱っこしたりすると、暴れて逃げて、爪研ぎにいきます(笑)
「嫌だったんだね、グリちゃん」…
わかりやすいです(笑)

新しい爪研ぎは、それはそれは気持ちの良いものみたいで、出したては猫が寄ってきます
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はい、はじめはグリ
ガシガシ、ガシガシ、ガシガシ、ガシガシ…
まだやんの〜? ってぐらいやってます
なんか、ストレスたまってんのかな?
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次、イナゾウ(オス)
イナゾウは爪研ぎあんまりしません
チョチョっとやっておしまい
ストレスの少ないタイプ(笑)
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最後コタロウ(オス)
コタロウは、なんか適当です
爪研ぎながら、上の空(笑)
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向きが変わりました
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裏面が気になるのかな?
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違う遊びになってます(笑)

順番に乗って、気がすむまで爪研いだり遊んだりしたら…
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寝る!
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寝る!!

猫の生活は
 起きて、
 外に行って、
 ご飯食べて、
 甘えて、
 寝る!
の繰り返し

オプションで
 爪を研ぐ
 体を舐める(舐め合う)
 追いかけっこする
 小動物を捕まえる
極めて単調です(笑)

が、極めて幸せそうです
気ままにやっていますが、放縦にはなりません
あれが欲しい、これが欲しいとはなりません
あそこ行きたい、ここは嫌だ、とはなりません
猫は宇宙と一つな感じがします

猫は我慢しません(多分です してないように見える)
甘えたいときは、甘えにきます
ひとしきり甘えたら、また飛び出していきます
人間の子供もこんななのかな?

甘えられたら困るとき、時間がないとき、くたびれ果てた時、
僕は甘えに来られても「今は無理」と言って拒否します
でも、猫は恨んだり、傷ついたりしません
すぐに忘れて、別のことをして、また甘えたくなったら甘えにきます
タフです

今、ここを生きているんですね
美しいですね
2015.03.25 Wednesday  
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久々の猫話

今日からデトックスプログラムが始まりました
この期間は、僕らも一緒にデトックスをします

今日は朝ご飯抜き(これは普段通り)
昼は玄米お粥ときんぴら、味噌汁
夜は薄い玄米お粥と野菜スープ
一口100回噛んでいただきます
茶碗一杯のお粥を食べるのに30分かけます
とっても贅沢な食べ方!
少しの量で、本当にお腹いっぱいになります

でもね、うん、ちょっとお腹減ったな(笑)
そして、排毒反応が少し出てきました
軽い頭痛、目が重い、眠気、ちょっと寒気…
体の掃除が始まりました
明後日までの3日間、経過が楽しみです

というわけで、込み入った話をする気がないので、軽い話を…
気軽に久々の猫話です(笑)
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寒い時期は、猫はソファーが良いみたいです
よくくっついて寝ています
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明るいと、まぶしくて寝にくいのか、自分の手で目隠しして寝ます(笑)

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部屋に吊るしたハンモック
由希子はハンモックでうたた寝が大好き
ハンモックに腰掛けると…
黒猫(イナゾウ)がタンスから飛び込んできます
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首の辺りでくつろぐイナゾウ
重たいのに、何だか喜んでいる由希子(笑)

食事をしていると、腕にコタロウが止まりました
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止まり木に止まる鳥みたい(笑)
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なんなんでしょうね

グリはいつもはすました様子なんですが…
コタロウとイナゾウが外に遊びに行くと、とたんに甘え出します
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事務作業していると、声を上げながら寄ってきて、なでろなでろと催促します
忙しい時に限って、こういうモードになるんですよね(笑)
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他の猫がいると、こういうそぶりは見せません
普段は我慢してるのかな?
イナゾウやコタロウの外から帰って来た音が聞こえると、スッと離れていきます

猫、3匹いれば三猫三様、性格が全然違います
面白いです

最後
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最近デブったコタロウのお腹に、顔をうずめるの図
猫飼ってる人は、みんなやるんじゃないかなと思ってるんですが…
僕だけかな?

猫のお腹の感触って、本当に気持ちいいんですよね
やられる猫は、ちょっといやそうですけど(笑)

猫話でした
2015.01.23 Friday  
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