砂糖の話その他〜もち米、和三盆、黒糖、上白糖、糖蜜、はちみつ〜

先日書いた「甜菜糖と三温糖について」が、結構読まれています

 

三温糖がヘルシーじゃないこと知っている人は結構いると思いますが…

甜菜糖は知らなかった、という人がほとんどだったんじゃないかと思います

製造方法までは、知る機会まずないですよね

 

冨永理事長「メーカーに突っ込んで聞いたら、しぶしぶ漏らした」とおっしゃってました

「この話は、あんまり外で話してほしくないんじゃないかなぁ

 まあ、話しちゃうけど ニヤリ」

って言ってましたよ笑

 

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マクロビオティックで甜菜糖を勧めている、って言われてます

でも、これ、正確じゃないです

 

実際、クシ系マクロでは白砂糖の代わりとして甜菜糖を紹介はしています

(久司道夫や奥津典子の本で確認した)

でも、それを勧めている、ということではなく、

 白砂糖から離れる際の移行期に使う

 たまにのお楽しみに使う

という扱いでした

甜菜糖ならOKです、とは言ってません

 甜菜糖ってあるよ

 でも、たまににしましょうね

 いらないようになっていきましょうね

って感じで書いてありました

 

僕らがお伝えしているリマでは、甜菜糖を勧めてはいません

甜菜糖、実際教本では使わないし…(メープルシロップも使いません)

甘味として米飴、甘酒、100%果汁ジュース、ドライフルーツ、甘い野菜

が出てきます

 

クシとリマ、共通なのは

「甜菜糖やメープルはできるだけ控えめに

 使わないですんだら良いね」というスタンスです
 

さて

冨永理事長の話、他にもありましたので、まとめてシェアしますね

だいぶマニアックです笑

 

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「もち米について」

米のでんぷんにはアミロペクチンとアミロースがある

アミロペクチンはもちもち アミロースはパラパラ

 

もち米はアミロペクチン100% だからモチモチする

アミロペクチンの分子構造は枝分かれ状

アミロペクチンはアミロースに比べ消化されやすく、血糖値が上がりやすい

だから毎日食べるようなものではない

昔は、もちは節句のときぐらいしか食べなかった

 

 

「和三盆」

さとうきびの在来種に「竹蔗 ちくしょ」というのがある

これから作ったのが和三盆

本物の和三盆で作ったあんこやきな粉は上品で、めちゃくちゃ美味しい!

竹蔗、今は四国にちょっとあるだけになっちゃった

 

竹蔗100%で和三盆を作るとめちゃくちゃ高価になっちゃうので、自然の味のものは普通のさとうきびも使っている

世間で売っている和三盆は、まず竹蔗を使ってないし、グラニュー糖とか入っているものがほとんどです

 

「糖蜜」

砂糖の製造過程で発生する糖蜜

コールタールのような真っ黒の物質

昔は廃棄物扱いだった

 

近年では、この糖蜜からアルコールが作られる

できたアルコールは防腐剤(酒精)など、様々なものに使われる

 

そして、糖蜜の使い道その2

あの「白い粉」

(商品名は出しちゃいけないんだよね、と白い粉と呼ぶ理事長 笑)

昭和30年代ごろから各家庭にあって、みんな何かしらにふりかけたアレです

「この粉をかけると、頭が良くなる」って宣伝してね

あの白い粉ででっかくなった会社、あるでしょニヤリ

 

昭和50年代に入ると、頭良くならないってばれちゃったから、

鰹節とかを作る際に出るカツオの煮汁(これも捨てていたもの)に白い粉加えて

「ほんだし」って売ったりして…

 

もともと捨ててたものを商品にしたから、すっごい儲かったんだよねぇ

 

「黒糖」

黒糖はさとうきびの絞り汁を煮詰めて作ったもの

今はこれに、糖蜜(製造過程で除いたもの)を加えて売っていることがほとんど

糖蜜が加えられた黒糖は「加工黒糖」と表示があるので、判断できる

こんな感じ

純粋な黒糖は、そんなに黒くない

 

「上白糖」

世界ではグラニュー糖がスタンダード、日本だけが上白糖を使用している

上白糖はグラニュー糖にビスコ(転化糖)を加えたもの

ビスコを加えると、しっとりした仕上がりになる

 

グラニュー糖の水分量は0.02%

上白糖の水分量は2%

水分を多く含ませることができれば… 原価が下がる!

毎日大量に製造しているメーカーにとっては、2グラムの違いはとても大きい

 

上白糖が作られる理由は、メーカの利益のためであって、消費者のためではない

日本という国は、こういうことがとても多い

 

「はちみつ」

日本ミツバチと西洋ミツバチのものがある

日本ミツバチのものは、とても美味しい!

でも、とても高価なもの

 

西洋ミツバチのものは国産と外国産がある

外国産のものは輸入する際に加熱してあるので、味が落ちる

価格は外国産は国産に比べて1/3程度

 

何年か前に、アカシアの蜂蜜で本当に国産のものかどうか調べたことがあった

「国産はちみつ」として売っていた16社のうち12社は外国産もしくは外国産が混ざっている、という結果が出た

業界騒然! 大問題に…

12社のうち3社だけ、不正表示していたことを正直に発表した

その3社は潰れてしまい、何も言わなかった残りの会社は今も素知らぬ顔で営業している

日本という国は、そういう国

 

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以上でレポート終了です

濃い2時間、最高に面白かったです笑

 

米に関して補足

こしひかりのでんぷんはアミロースが15%、アミロペクチンが85%ぐらい

ミルキークイーンとかのモチモチ系になるとアミロースが10%、アミロペクチンが90%ぐらい

アミロースが多い米を「高アミロース米」っていうらしいですが、代表はササニシキ

アミロースが20%、アミロペクチンが80%ぐらいだそうです


高アミロース米はパサパサしてて美味しくない、と思われがちですが、健康面では有利

もともと米の原種はアミロースが多かったようで、今のようなモチモチは品種改良の結果

品種改良が進めば進むほど、たんぱく質等も変質しやすく、アレルゲンにもなりやすいのだとか

 

療養中の方とか体質改善したい方とかは、高アミロース米で原種に近い米を選んだ方が、より効果が上がるかもしれません

ササニシキは高アミロース米で原種に近く、また、味も良く、手に入りやすいのでオススメです

 

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「甘み」に対して、私たちは美味しいと感じるし、幸福感を感じるし、快楽を感じます

なので、甘みをゼロにする、とか難しいし、現実的ではない気がします

ただ、強い甘みは中毒になりやすく、体を壊し、心を弱くするので注意が必要

 

基本となる甘みは、複合炭水化物(全粒穀物、野菜、いもなど)の穏やかな甘味

穏やかな甘味の美味しさに気づくと、強い甘味が必要なくなってきます

 

糖質を処理できる能力は、個々人で違います

暮らしの中で、お付き合い等で甘いものが出てきやすい、ということもある

どうバランスをとるか、ということを、それぞれの人が、それぞれの暮らしと体質に合わせて調整していけると良いですね

 

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1/28,29,30 「日本の青空」上映会

2/4(土) 味噌作りクラス

2/24〜26(金〜日) うさとの服展

※5/4〜5/6 共感的コミュニケーション合宿

※7/15〜17  磯貝先生の半断食合宿

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2017.01.19 Thursday  
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