発芽玄米

最近、うちでは発芽玄米を食べています
今日はその話…

発芽玄米、昔から「体にいいよ」と聞いてはいました
でも、うちではやってませんでした
理由は「発芽させるのが手間だと思うから」(笑)
発芽玄米は玄米を長時間、水につける必要があります
一手間だと感じます…

最近思うところがあって「やろう!」と気合を出してやってみました
で、結果
とってもいい!
僕の体には、とても合いました

以下、発芽のやり方

発芽の条件を整えます
発芽の3条件、覚えてますか?
小学校の理科ですよ(笑)
 温度、水、酸素
です

たっぷりの水を鍋に入れて、40度まで加熱します
温度計を使うと簡単です
ホームセンターで200〜300円
一本あると便利です
洗った玄米を入れます
保温します
下準備、これだけ(笑)
想像では(頭の中では)面倒だと思ってましたが、
実際やってみると極めてなんてことありませんでした
頭の作ったイメージに騙されてました(笑)

以下、簡単な説明

温度について
温度が適温だと、命は動きが活発になります
お米の発芽適温は30度〜35度ぐらい
40度まで温めたところに、洗った米を入れると温度が下がって、
それくらいになります
低温だと動きがゆっくりになりますので、長時間の浸水が必要になります

酸素
たっぷりの水に漬けることで、酸素を補います

浄水を使います
だんだん濁って、臭ってきます
炊く前に、一度流してから炊きます

保温
うちは保温鍋があるので、それでやってます
厚目の鍋(土鍋、圧力鍋、炊飯器)でもできます
適当で平気、あるものでやってください
極めて気楽に…
保温鍋までは、もちろんいりません(笑)

ぬるま湯に浸水させて12時間ぐらいおいてから炊きます
少し米が水を吸ってますので、水分量は加減してください
何度か試せば、ピッタリのがわかると思います

炊き方は土鍋でも、圧力鍋でも、炊飯器でも、なんでもお好みで…
土鍋や炊飯器は独特の匂いが残ります(これは好み)
僕は圧力鍋が好みです(匂いが和らぎます)

念のため、玄米の炊き方
大昔の記事「圧力鍋を使った玄米の炊き方」
 ゆっくり火を入れて(中火30分)
 強火にして圧力をしっかりかける(5〜10分)
 ピークでしっかり加熱!(火力MAX! 1〜2分)
 ごく弱火でしっかり火を入れる(弱火30分〜)
 10分蒸らして出来上がり

発芽玄米にすると、
 じっとしていた玄米の命のスイッチが入って
 固めていたエネルギーの殻が緩んで
 眠っていた力が、動き始める
そんな感じがします
あ、玄米って生きてるんだな、と感じます
命いただいてるんだな、と気づきます
この感じが、良いです

12時間おかなくても良しとします
できる範囲で、無理のない範囲で…

玄米、栄養学的は
 アブシジン酸、フィチン酸、GABA
 ミトコンドリア毒、ミネラル欠乏…
なんだか色々あるようです
興味ある方は調べてみてください

どうも豆類や穀類なども含め、種子類は
 浸水させる
 乾煎りする
のどちらかをした方が、消化吸収はしやすくなるようです

玄米も種子ですので、
 浸水させる
 乾煎りする
したほうが、消化吸収はしやすくなるみたい
乾煎りしてから炊いたご飯は、毎日だと飽きます
(お粥とかと同じ 食感が物足りない)

自分には何が合うのか…
自分は何が美味しいのか…
作ってみて、食べてみて、体に聞いてみてください

「浸水させない方が合うな」と感じる人は、何かの理由があって、そちらの方が良いんでしょう
消化吸収しやすいことが、絶対善とは限りません
ちょっとワイルドな刺激で、デトックスした方が良いこともあるかもしれません

僕の今の状態には、浸水させてちょっとマイルドにしたぐらいがちょうどいい

体は素晴らしく高性能に、そして丈夫にできています
体の声を大事に…
2015.03.24 Tuesday  
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